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間奏曲
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『間奏曲』に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-503 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋ダグラス・サークの作品ばやっぱり良いですね!!どれも期待を裏切りません!!本作は、1956年にオーストリアのザルツブルグで開催されたモーツァルト生誕200年記念の音楽祭を背景にした、ある意味ロケ地観光メロドラマと行ったところ。ミュンヘンとザルツブルクのロケーションシーンはとても美して素晴らしいですね。

🖋️本作、過去にイングリッド・バークマンで二度も映画化された作品ですが、本作ではジューン・アリソンの魅力が全開です。“聖天使”の如く美しい心を持ったヒロインの象徴とも言える、ほとんどの纒うファッションが純白づくめで、なおかつオシャレなのが印象的です。その彼女を中心に、ロッサノ・ブラッツィ、フランスの名女優フランソワーズ・ロゼーが脇を固めています。

🖋️ミュンヘンで出逢った男と女。。。その邂逅はやがて、生涯忘れ得ぬ愛の旋律になる。。。の如く、美しい音楽と風景に描かれだ名匠ダグラス・サーク監督による感動のメロドラマ、安定の面白さでした!!

😌Story:(参考: allcinema)
ドイツへやって来たアメリカ人女性(アリソン)が、若い指揮者(ブラッツィ)と出会い恋に落ちるが、彼には病床の妻がいた……。

🔸Database🔸
・邦題 :『間奏曲(1957)』
・原題 :『Interlude』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1957
・日本公開 : 1957/11/06
・上映時間 : 90分
・受賞 : ※※※
・監督 : ダグラス・サーク
・脚本 : イネス・コック
・原作 : ※※※
・撮影 : ウィリアム・H・ダニエルズ
・音楽 : フランク・スキナー
・出演 : ジューン・アリソン、ロッサノ・ブラッツィ

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
古都ザルツブルグとミュンヘンを舞台にした哀愁メロドラマ。ジェームズ・ケイン「(郵便配達は二度ベルをならす)」の原作小説を「島の女」のドワイト・テイラーが映画脚本に書き直し、これをイネツ・コックが翻案、さらにダニエル・フックスとフランクリン・コーエンがこれを脚色した。監督は「大空の凱歌」のダグラス・サーク、撮影監督は「夜の道」のウィリアム・ダニエルス、音楽は作曲が「三人のあらくれ者」のフランク・スキナー、指揮を「東京特ダネ部隊」のジョセフ・ガーシェンソンがとった。主演は「旅情」のロッサノ・ブラッツィ、「夜の乗合自動車」のジューン・アリソン。「バルテルミーの大虐殺」のフランソワーズ・ロゼエ。
美しい街、ミュヘンで芽生えた儚い愛の物語。

アメリカからやって来た女性が有名な指揮者と恋をしてゆくうちに彼に妻がいたことを知る。そこの頃、彼女のことが好きな医師がやって来て…

不甲斐なさが残ります。どうしようもない現実と言うか、あの選択を余儀なくされた時の女性の判断はきっと正しかったと思う。

でも、何よりミュヘンの街並みが凄く綺麗!思わずうっとりしてしまう程美しく、そこにクラシックな音楽が奏でられ美術館に居るような気分でした。

指揮者の妻が怖すぎる。彼女が指揮者の家へ行った時にピアノに映る妻の顔の″写り込んじゃった感″が凄く怖いし、病気がちなのもあって心も病んで、怖いけどすっごく可哀想だった…

あのひとときは夢だったのかもしれない。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.3
人が人を愛する事のどうしようも無さと美しさに言葉を失う。本当のところ夢も憧れも愛もほぼ同義で、それは手に入らないこそ美しく見え、手に入ってしまえば失う事に怯えながら生きなくてはいけないのかもしれない。

自称「普通の女性」にとっていつでも手に届くところにある「普通の幸福」と、少し手を伸ばせば手が届きそうな「特別な幸福」とはどちらの方がより幸福なのか(ってまぁ正直この二人はどっちも高スペック過ぎてどっちにしろ超幸せじゃねぇか!と思うが、それを言うのは野暮なんで言わんぞ)。誰かを縛り付ける事でしか手に入れられない「特別な幸福」は結局誰かを不幸にしてしまう諸刃の剣。毎日を苦痛と共に生きる女性を更に傷付けてまで自分の幸福を追うことは罪なのか、それとも人間には自分の幸福を追求する自由があるのか。

愛情とも同情とも付かぬ切っても切れぬ感情の鎖を無理矢理断ち切って「現実」を選び取る勇気、貴方にとって私はかけがえのない存在では無く、あの人にとって貴方はかけがえのない存在なのであると認めなくてはいけない苦悩、命を掛けてでも誰かを愛し抜く覚悟を持てない自分に気付いてしまった時にこの恋は終わりを告げる。

にしても嫁さんの「生きる亡霊」感が凄まじい。そこで待っていてくれと通された部屋で彼女に初めて遭遇するシーンのホラー感に身の毛もよだつし、あの入水シーンは心がズタズタになる…。とある映画のリメイクらしいが、サークの過去作と通じる部分が多分にある。サークは脚フェチのみならず、デコルテ・肩甲骨フェチだな確実に(そう言う事じゃない)。

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