このレビューはネタバレを含みます
書写山圓行寺に行ったから20年ぶりに視聴。
評価は当時と変わらず、やっぱり残念映画。
所領を保証してくれる主の名誉のために命を掛けるのが武士道。
じゃあ勝元は何のために戦ってるの?
忍者とか、弓と刀だけとか、細かい描写のおかしさはフィクションだからと許容出来るけど、主題の解釈がおかしかったら作品として成立しないでしょう。
これが武士道だとか言われても、ハリウッドによる文化破壊としか言いようがない。
騎士道と勘違いしてない?
小雪とのキスシーンは完全に蛇足。
息子の死に動揺する勝元も不要。
トムには役者としての魅力を感じない。
真田広之はカッコ良かった。
映像と音楽はさすがハリウッド。