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ラスト サムライのopokoのレビュー・感想・評価

ラスト サムライ(2003年製作の映画)
3.9
2024/03/20視聴、U-NEXT

最近、disney+で世界一斉配信されている、「SHOUGUN」を観てる。
かなり昔、世界のミフネが演じた作品のリメイクらしいが、真田広之がハリウッド初主演作品で、かなり面白い。

で、真田広之が出てるハリウッド映画と言えば、「ラストサムライ」でしょということで鑑賞。
もちろんトム・クルーズが主演ですが、トム主演作品で、トム以外が目的で鑑賞するのは初めてかも。。。

南北戦争で北軍の士官、トムが演じるネイサン大尉は軍の指示でインデアンを襲撃したことを悔やみ除隊する。
除隊後、酒浸りで自堕落な生活を送っていたところ、日本の大村大臣に日本の軍隊の指導員として雇われ来日する。
日本は明治維新後で、武士の残党と刀を捨てた洋服を着た者がいる状態。
そんな環境の中で、日本の武士道、敵を知るという精神性に向かい合っていく・・・

ハリウッド映画だけど、かなりの日本人キャストに驚いた。
特に、原田眞人監督が相当出番の多い大村役。監督もしかして元俳優さんですか???原田監督作品は声が聞き取りづらいんだけど、本作の原田監督(いや、俳優原田さん)は、大きな声でよく聞き取れましたよ。

ネイサン大尉が、勝元の刀を明治天皇に献上しにお目通りした際、明治天皇が勝元の「死に様(最期)」を教えてほしいと言ったことに対して「生き様をお話しします」というくだりは、グッときました。
なんとなく、明治天皇に似せてる中村七之助、セリフは多くないけどなんだか良かったわ。

で、肝心な真田広之、やっぱり殺陣のカッコよさは頭一つどころか相当突き抜けてますね。見た目もステキだしね。刀で立ち回るトム・クルーズ、ケン・ワタナベはカッコよくないわ。そして、「SHOUGUN」で真田広之全然変わらないなぁって思ってたけど、さすがに20年前のこの作品を見たら、やはり若かった。

トム・クルーズのもう一つカッコよくないのは、仕方ないけど不自然な日本語のセリフ。ジョン・ウィックでキアヌが「メイワクカケテ、スマナイ」って言ってるのと同じ感じ・・・
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