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ラスト サムライのbeans045のレビュー・感想・評価

ラスト サムライ(2003年製作の映画)
3.0
日本語を話すトム・クルーズ


二度目の鑑賞。トム・クルーズが鎧を身に纏い殺陣を演じるストーリー。舞台は明治維新後の日本。トム・クルーズ演じるネイサン・オールグレン大尉が近代化の一歩を歩み始めた日本の軍隊を訓練して、政府に従わない勢力を制圧することを命じられるのだが…。オールグレン大尉のモデルとなったのは、五稜郭の戦いまで旧幕府軍に従ったフランス人将校のジュール・ブリュネ。渡辺謙演じる勝元はきっと西郷隆盛がモデルだろう。新政府を切り盛りする大村は大村益次郎か大久保利通か伊藤博文がモデルかなと。西部開拓時代にあって、オールグレン大尉は罪の無い原住民族を殺すことに疑問を感じるまま、日本に渡航。そこで出会ったのは、日本の魂を大事にして生きる勝元たち侍。戦闘の中で囚われの身になったオールグレン大尉は勝本たちの住む郷に連行され、彼らと過ごすうちに日本人が大切にする心を見つけ始め…。
勝元たちの郷で暮らすシーンでトム・クルーズが片言の日本語を話すのだけれど、新鮮だった。勝元たちは侍の心意気を示して新政府軍と最後の決戦を挑むのだけれど、オールグレン大尉だけ生き残るのは、トム・クルーズの映画のお決まり。
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