なんと、ジョン・カーペンター監督がエルヴィスの映画を撮っていたとは。。
しかし、ホラーでも無いし宇宙人も出てきません!!!ってそりゃそうか。
主演は後に数々のカーペンター映画で主演を張るカート・ラッセル。
しかもエルヴィスにとても似ている。
ただし豪華絢爛だったバズ・ラーマン監督の「エルヴィス」を見たあとだととても地味に感じてしまう。
実際、こちらはTV映画として作られたものを劇場版にしたらしく画作りが安い感じだし、ストーリーがテレビの尺に合わせてか?やたら間延びしている。
披露する曲が多いのは利点だが、どちらかというと前半はエルヴィスとママの関係性。
後半はエルヴィスと妻との話がメインだ。
少年の頃からギターが好きで、地道に努力しながら一流のスターへと駆け上がる。
そうしたエピソードがまったりと進行するという。
「エルヴィス」に比べたらかなり見劣りはするが、それでも70年代という時代性やTV映画という制約があるのでそこらへんは割り引いて見ないとならないだろう。
それに現実の画がこちらの方がリアリティあるとも思うのだ。