小さじ

バットマン ビギンズの小さじのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
5.0
めちゃくちゃ好き!
ノーランって難しい映画のイメージ強くてなかなかとっつきにくかったんだけどめちゃくちゃ楽しめた。


ブルースの価値観がすごく好き。クズは殺さずに生きて罪を償わせようとする正義が共感しかない。超金持ちだから開発に多額の投資ができてボディのケアもばっちり、この価値観を持って行動するうちに気づいたらバットマンというダークヒーローになっていた…という感じ。
とはいえなんで耳付けたんですか?みたいなじわじわくるツッコミポイントもなかなか好き。

スケアクロウが最後馬にだらーんと座っていたところがスリーピーホロウっぽかった。その人にとって恐怖を感じる物の幻覚が見えるっていうのがリディクラスっぽい。邪悪なリディクラス。

デュカードにすっかり騙された。師匠だとばかり思ってた。治安が悪くてどうしようもないから無に帰そうって考え方も理解できるんだよな〜。自分を正しいと思っている敵が一番倒しづらい。無くすんじゃなくて少しずつ立て直そうとするブルースにまたまた好感。

「人はなぜ落ちるのか」を説かれた時、屋敷のエレベーターで実際に落ちたところがダブルミーニングで面白かった。父親が偉大すぎる。強盗を殺そうとする気持ちもすごくよくわかる。

アルフレッド、うちに来て!
小さじ

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