カメラワークと肉弾戦が全くマッチしておらず、肝心なアクションシーンがよくわからん。ノーランの作品の中でも一際アクションが見にくいと思う。
次作「ダークナイト」もそこまでアクションを撮るのが上手いとは言い難いと思うが、実写にこだわった破壊的シーン、IMAXの美しい映像美、そしてジョーカーのカリスマ性のおかげで、そこまで気にならなくなっている。
そしてここからノーランは、アクションシーンに注視させないためか、突拍子もない世界観を描いた映画を作り続けている。
そしてついにノーランは、アクションを離れ、人間ドラマで魅せてくれるのかもしれない。「オッペンハイマー」、楽しみにしてます!!