グリパス

バットマン ビギンズのグリパスのネタバレレビュー・内容・結末

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

バットマンがいかにゴッサムのシンボルになるまで語られた映画だった
ノーランが撮るからどうなるかと思ったけど意外と愚直にスーパーヒーロー映画らしい展開だったのでびっくりした
でも映像を見せる絵力は要所要所にあってよかった
“人はなぜ落ちるのか?”の問いに対して“這い上がるためだ“のやり取りはまさに今作のテーマを物語っていたと思う
両親を殺されてからのブルースはずっと怒りに囚われて生きており犯人に復讐しようとしていたがレイチェルの言葉とある人物の助けによって悪人は殺さないが裁かれるべきであり犯罪が蔓延るゴッサムには恐怖心を植え付けることにより犯罪の抑止力となるシンボルが必要だと考えるようになるまでのブルースはすごく人間臭く見ていて自分と同じなのかと錯覚してしまった
ただ何人かヴィランぽいの出したけど全員チンピラっぽくてあんまり印象に残らなかった
最終的なヴィランも前半助けたやつだったのは少し驚いたけどそれ以上でもそれ以下でもなかった
ヒーロー映画見て初めて最後のキスシーンはいらねーと思った
なんか関係性がパッとしなかったからかな
あとアクションとバットマンが使うアイテムをもうちょっと見たかったなー
もうちょっとコンパクトにまとめられそうな内容ではあった
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