クリストファー・ノーラン監督による3部作の第1作目であり、バットマン始まりの物語。
なお、過去に観たバットマン関連の作品は『ジョーカー』のみ。
悪が蔓延る絶望の街、ゴッサムシティ。
気高い両親を目の前で殺された少年ブルースは、幼少期の経験からトラウマを抱えている。
心の深い闇を抱えながらもトラウマを克服し、正義を敢行するヒーロー"バットマン"になることを決意する。
バットマンがバットマンになるまでの過程を描きながら、これから続く厳しい闘いの幕開けを示唆する本作。
ストーリーの深さのみならずアクションシーンも迫力があり、終始前のめりで観入ってしまった。
あと個人的にバットマンを演じるクリスチャン・ベールに惚れた。
ノーラン監督ならではの深みと昏さに満ちた見応えのある作品であり、ものすごく好みだった。
"人はなぜ落ちる？這い上がるためだ。"
"人の本性は行動で決まる"
