バチコリマン

バットマン ビギンズのバチコリマンのネタバレレビュー・内容・結末

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

え、めーーーっちゃおもろいやん。
アメコミを毛嫌いしてた。昔MARVEL好きの友達に連れられて見に行ったMARVEL作品が面白くなかった記憶があるからだ。何の作品かあまり覚えていないが、「種も仕掛けもありませんお決まりの超能力と仲間の力で解決」みたいなのが気に食わなかった。まあ半分くらい逆張りみたいなものだとは思うけど。実際友達の評価は良かったのだがそれからというもの、MARVEL作品、MARVELにまつわるキャラクターそのものに魅了を感じなくなってしまった。
本作は展開こそ王道であれど、バッドマンの生い立ちから信条、そもそものスーツの論理的な説明が丁寧に描かれていたのが良かった点だったと思う。僕はいわゆる"超能力"を納得出来る説明無しに主人公が手に入れて、、、みたいな展開が好きじゃない。フィクションとはいえ置いてきぼりにされてる感があるからだ。バッドマンのスーツこそ現代科学で実現できるかといえば不可能なのだろうが、確かにそれなら空も飛べそうだと納得させてくれる説明があった。身近なものだと空想化化学絵本とかがそれに近い。そもそも現代とはかけ離れた科学力のある世界であることが冒頭のモノレールの整備された街を見ればひと目でわかるのも良かった。バッドマンのガジェット関連では語り出したらキリがないほど厨二病心くすぐられたのでここで終える。
ストーリーはめちゃスッキリ!王道!って感じ。序盤に綺麗に伏線を張ってあってそれを一つ一つ丁寧に拾ってくれるのがたまらなく気持ちよかった。ブルースの執事にあたるじいちゃんの「Never」というセリフが特に好き。1回目も痺れたが印象深すぎて2回目は初見なのに復唱出来た。
まあ要するにめちゃよかった。2作目ちょー期待してるから頼む超えてくれ!あと3作目もな!だれるな!
バチコリマン

バチコリマン