EDDIE

バットマン ビギンズのEDDIEのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.8
バットマン誕生物語。「ダークナイト」で超絶人気キャラクターとなるジョーカーと対峙する前、物語の始まりはまだまだバットマンという概念すらありません。
アメコミで生まれながら、日本も含め全世界で多くの人々が知っているダークヒーロー、バットマン。彼はいかにして誕生し、目的は何だったのかを知るための映画です。

なぜコウモリなのか、それを選択した理由がなかなかに深く、大変興味深く鑑賞いたしました。

大富豪の両親が殺され、その復讐心に燃える主人公ブルース・ウェイン。
クリスチャン・ベールの演じるブルースもいいですね。シリアスなシーンが終始続くので、かなり適役だと感じました。
モーガン・フリーマン演じるルーシャス・フォックスがボディスーツや装甲車を提供。彼なくしてバットマン誕生はあり得なかったと言っていいでしょう。

それにしても豪華俳優陣の競演に舌を巻くばかり。執事のアルフレッド・ペニーワースはマイケル・ケイン、警官ジム・ゴードンをゲイリー・オールドマン、ほかにもリーアム・ニーソンや渡辺謙らの登場もあります。

一つ一つのバットマンの武器についても、手作りで作成している模様もあり、そのリアリティがいい。

アクションシーンは所々ありますが、さほど派手ではなく、本作はシリアスな人間ドラマを楽しむ作品だと感じました。

次回作「ダークナイト」も楽しんでみようと思います。
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