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バットマン ビギンズのRenAlLotusのネタバレレビュー・内容・結末

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

すごーくかっこいいし、今までのアメコミ映画と比べてもかなりのシリアス感がありとてもよいです

まあーそのぶんいわゆるアメコミ的な面白さとか、戦闘のカタルシスとかは少ないですね

相手がスケアクロウという心理戦的なヴィランだからなのもありますけどね、

シリアスな空気を壊すようなトンデモ設定とかも控えられてるので、そういうのに耐性ない人も大丈夫ですね

テーマが一貫して「恐怖」なのもまとまりがあってよい

アメコミ映画1作目においてまとまりというのはかなり課題で、「ヒーローの誕生」と「ヴィランの出現」を描かなきゃいけない以上、
とっ散らかっちゃうんですよね そんな2つも奇跡同時に起こるなやみたいな気持ちにもなりうる

例えばアイアンマン1とかアメスパ1、ティム・バートン版バットマンでは、ヒーローと登場ヴィランの出自に因果関係を作ることで映画としてのまとまりを作ってるわけだが

それってでも、物語としての広がりがなくなってしまうというか、因縁みたいなのを持ち込むと身内の話みたいになっちゃうんすよね
2作目以降も作りづらいし!変に因縁付けようとしちゃうから

でもこのバットマンビギンズだと、バットマンとスケアクロウの関係って、まあ因縁というほどのものではなくって、

でも「恐怖」というテーマで繋がってるからすごくスムーズに2人の出現を受け入れられるという

イェーイ とにかくいいんですよ
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