Yuichi

自由の幻想のYuichiのネタバレレビュー・内容・結末

自由の幻想(1974年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

Not for meな映画でした。

おそらく過去の大監督なのだと思うけれど、映画というよりもコント番組を見てるような気分だった。

さまざまな寸劇がつながりながら,主人公が入れ替わりながら、おかしな状況や人間が出てくる。そんな感じ。

たとえば、排泄行為は人前でするものだけど、食事は隠れてするもの、という世界?の話で、トイレに座りながら会話をして、お腹が空いたら、個室にこもって食事をする。
発想は星新一や藤子不二雄にもあったような、まあ、面白いって感じのもので、それを全編通してくれたら、深みが出るのだろうけれど、それを寸劇で終わらせる。
また、建設中のビルに登って人を重激する犯人を死刑として釈放するというところも,それが面白いというだけで終わってしまう。理不尽にこそ、筋を通して欲しいのだが、アイデアの羅列のような感じで深みが出ない。

もっと、深く抉るようなものを期待してしまったが、それはこちらの勝手ということで。

私には合わなかった。
Yuichi

Yuichi