Jimmy

燃える秋のJimmyのレビュー・感想・評価

燃える秋(1978年製作の映画)
3.0
渋谷ユーロスペースにて鑑賞。

この映画、三越・東宝提携作品。
三越の岡田茂氏による「三越事件」のため、未ソフト化作品である。
ようやく映画館で観た。

前半は名古屋・東京の室内が多くてチマチマした印象だが、後半はイラン(ペルシャ)ロケを敢行した映像が続く。
後半で製作費がかかっていそうだ。

物語は、主人公の女性=アキ(真野響子)がエロい金持ち爺さん(佐分利信)と2年前から腐れ縁の肉体関係続けているが、京都の友人(小川真由美)には爺さんとの別れ話を相談している。
そんな折、現れたのがペルシャ絨毯に魅せられている若い男(北大路欣也)であり、彼に気持ちが揺らぐアキ。
しかし、この女性=アキの心情が揺れまくるので、「なんで?なんで、こうなるの?」と観ていて思う。
また、真野響子の脱ぎっぷりが悪く、ヌードシーンは別の人のようで、顔とバストが一緒に映されることが無いのもイライラする。
(いつだったか、TVドラマ『悪魔のキッス』だかで脱ぎっぷり良かった常盤貴子を見習ってもらいたいものだ。)

とりあえず、なかなか観られない映画が上映されて嬉しい。
Jimmy

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