このレビューはネタバレを含みます
Buena Vista Social Clubの様でもあるけれど、やはりアルゼンチン、みんな伊達男でセクシー。どんなしわくちゃになっても真剣にキリッとするところはさすがだ。
タンゴがアルゼンチンをセクシーに見せているのか、セクシーだからタンゴが生まれたのか、とかくタンゴというものはアルゼンチン人、そしてその国を如実に表している。あんなにピンとした渋い人たちは世界どこにもいないと思う。
でまあ映画だが、ちょっとタンゴには造詣が深くなくてどれだけすごい巨匠なのか、どの人がどの楽器なのか判断できなかった。
最後のキリバリした演奏はなぜなのか、、、もっとクライマックスを意識してジャジャーン!!と終われなかったものか。やはりそれだけのエネルギッシュな演奏はあのお年では無理だったのか。ううむ、きりっとしないラストだったなあ。それもお国柄なのだろうか?