やきまめ

オーメンのやきまめのネタバレレビュー・内容・結末

オーメン(1976年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

オーメン・ザファースト鑑賞のために予習。

海外の悪魔って十字架をバーン!って逆さにしてみたり、女の子をダミ声で喋らせてみたり、行動がショボくて苦手ジャンルだったんですが、オーメンは狙われたら確殺なので緊張感があっていいですね。

知らないんですがもしかしてリングってオーメンに影響受けてます??
命が危なそうなことが分かって、助かるために元凶に迫るシークエンスはめっちゃリング。

ただオーメンの奥深いところはダミアンが100%悪いと決めれないところなんですよね。
ダミアンの周囲で不幸は起こるんだけど、別にダミアンが直接手を下している訳ではない。
(自転車でぶつかるのは直接手を下しているともとれるが、不幸な事故ともとれる)

最後まで、不気味な神父のおっさんの言うことを信じて良いのか確証がなく、倫理観との狭間で揺れながら子殺しまで進んでいく。
この不安感がなんとも見事。
名作です。
やきまめ

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