2024年 19本目
定期的にやって来る、クラシックホラーを見たくなる時期。666のアザを持って生まれた悪魔の子、ダミアンの誕生作。彼の周囲にいる人々が次々死んでいく。ここからシリーズ化され、今も前日譚が公開されている人気フランチャイズということで、興味本位で見てみた。
「ひぇ〜、ダミアン恐ろしや〜」が続く2時間弱。ダミアンの父親役がまさかのグレゴリー・ペックで、『ローマの休日』とかで見てたハンサムかつ凛々しい彼はそこにはいなかった。ただただ、自身の息子によって引き起こされる悪夢に苦しめられる。
映画の前半は、ダミアンの周囲で巻き起こる「死」のパート。後半は、ダミアンの出生に迫るパート。後半はダミアンこそあまり登場しないものの、常に死が近寄ってくる緊迫感がある。
色々調べてみたら、撮影時に様々なアクシデントに見舞われていたようで、そっちの方が怖い。
