電車大好き六ちゃんが「どですかでん」と電車を走らせるスラム街のような場所に生きる人々の姿を描いた作品。
今の日本に生きる自分の常識は一切通用しない、異常とも言える世界。色んな人が出てくるけれど、ま…
宮藤官九郎の同名ドラマの空気感が良く、かつての黒澤監督作品に興味が出ての観賞。
まるで舞台を見ているよう。
黒澤明監督の中では低評価とも言われているが、泥臭さと独特の色彩が、セリフの温かみを印象深く…
どですかでん どですかでん どですかでん
ドラマ版『季節のない街』を視聴中ということで鑑賞。本作もドラマ版も、山本周五郎氏の原作を映像化したものなんですね。
六ちゃんが印象的だけどホームレスの…
このレビューはネタバレを含みます
・色彩感覚が豊かで、どのカットも絵画のようなカラフルな美しさ。
・オムニバス形式の話かと思いきや、どの話も暗くて陰鬱になる。美しい色彩とのコントラストは見事であるが、見ていて楽しい気分になる映画では…
人間のなんと下劣で愚かなことよ。
原作を読んでいないので、勝手なイメージで“ちょっとした人情話”みたいなものかなと思って見たらとんでもなかった。
舞台がおそらく戦後間もない頃とあって、人々の逞し…