戦後(?)の日本のスラムみたいな場所で暮らす人々を収めた群像劇。
どですか電の車掌、浮浪者の親子、赤と黄色の夫婦、盲の男、その村の良心のおじいさん、叔父に虐げられる若い娘、常に井戸端会議中のおばち…
どですかでん。どですかでん。
『七人の侍』、『用心棒』、『椿三十郎』等で観られた三船敏郎演じるむさい浪人が不屈の闘志を剥き出しに自己の存在を誇示する映画とは打って変わって、市井の貧しいながらも心豊か…
このレビューはネタバレを含みます
黒澤明監督の作品を観た後にこんな気持ちになるとは思えず、また鑑賞中も暗澹たる思いで逃げ出したかった
積み上がった瓦礫と土砂に囲まれ、廃材を寄せ集めた小屋のような家で暮らす人々
瓦礫は廃材や生活用品…
宮藤官九郎の同名ドラマの空気感が良く、かつての黒澤監督作品に興味が出ての観賞。
まるで舞台を見ているよう。
黒澤明監督の中では低評価とも言われているが、泥臭さと独特の色彩が、セリフの温かみを印象深く…
どですかでん どですかでん どですかでん
ドラマ版『季節のない街』を視聴中ということで鑑賞。本作もドラマ版も、山本周五郎氏の原作を映像化したものなんですね。
六ちゃんが印象的だけどホームレスの…