Mia

サイダーハウス・ルールのMiaのネタバレレビュー・内容・結末

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


もっと悲しく辛い話を想像していた。
もちろん軽々しく観れない場面もたくさんあったけれど、それでも美しい話だった。


孤児院で育ったホーマー。
ある程度大きくなるまで孤児院で医師の手伝いをし、ある時世界へ飛び出す。
人を好きになり、仕事をし、世の中の辛い現実を目の当たりにし、大切な人の死や別れを乗り越え、様々な経験する。


いつでも帰れる場所があると心のどこかではわかっていること。
時の流れに身を任せて過ごそうと思えるその心。
とても美しかった。

ホーマーを演じたトビー
儚さが爆発していて、純粋で触ったら壊れてしまいそうなほど繊細で美しくて。

孤児院の話って、子供たちが愛されていなかったり、養子問題とかに触れていることが多いかなぁと勝手に想像していたけれど、
今回は、孤児院のスタッフたちに子供たちはたくさん愛されて、子供たち同士も支え合い笑い合い、とても綺麗な話だった。
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