カッキー

サイダーハウス・ルールのカッキーのネタバレレビュー・内容・結末

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

孤児院で育った青年ホーマーが、孤児院を出て、外の世界で楽しいことも、悲しいことも経験し、一皮向けて孤児院に帰って来る成長の物語。
公開後ぐらいに観て以来の鑑賞🎞️

純朴な青年でも、シャーリーズ・セロン演じるキャンディが傍にいたら、そりゃあ好きになるだろう。
婚約者のウォーリーが帰って来るまでの、束の間の慰めが切ない。

ミスター・ローズが娘のローズを、女性として愛してしまってって...ってのは、理解は出来ないが、ローズに勘違いされて刺されても自殺したことにしようとしたのは、父親としての最後の罪滅ぼしだったのだろう。

トビー・マグワイアはああいう純朴そうな青年役が似合うし、シャーリーズ・セロンは今とは違って強い女性役ではないのが新鮮だった。
マコーレー・カルキンの弟キーランが出ていたり、セッションで鬼教師を演じたJ
・K・シモンズがキャンディの父親役で出ていた👀

タイトルにあるサイダー・ハウス・ルールについては、ミスター・ローズが、ルールは住んでいる者が決めると言っていた言葉が、結局は拒んでいた孤児院での産婦人科医になるホーマーの決断を後押ししたのだろう💡
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