このレビューはネタバレを含みます
孤児院で育った青年ホーマーが、孤児院を出て、外の世界で楽しいことも、悲しいことも経験し、一皮向けて孤児院に帰って来る成長の物語。
公開後ぐらいに観て以来の鑑賞🎞️
純朴な青年でも、シャーリーズ・セロン演じるキャンディが傍にいたら、そりゃあ好きになるだろう。
婚約者のウォーリーが帰って来るまでの、束の間の慰めが切ない。
ミスター・ローズが娘のローズを、女性として愛してしまってって...ってのは、理解は出来ないが、ローズに勘違いされて刺されても自殺したことにしようとしたのは、父親としての最後の罪滅ぼしだったのだろう。
トビー・マグワイアはああいう純朴そうな青年役が似合うし、シャーリーズ・セロンは今とは違って強い女性役ではないのが新鮮だった。
マコーレー・カルキンの弟キーランが出ていたり、セッションで鬼教師を演じたJ
・K・シモンズがキャンディの父親役で出ていた👀
タイトルにあるサイダー・ハウス・ルールについては、ミスター・ローズが、ルールは住んでいる者が決めると言っていた言葉が、結局は拒んでいた孤児院での産婦人科医になるホーマーの決断を後押ししたのだろう💡