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サイダーハウス・ルールのyumikoのレビュー・感想・評価

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
3.2
第二次世界大戦頃。メイン州にある孤児院で生まれ育ったホーマー(トビー・マグワイア)のお話。

望まない妊娠をした女性の出産や堕胎を助ける医師ラーチ(マイケル・ケイン)の手伝いを通じて、医学を身につけたホーマーだったが、ある日訪れたウォリー(ポール・ラッド)と恋人のキャンディ(シャーリーズ・セロン)ついて、孤児院を出るのだった。

ウォリーの実家のりんご園を手伝うことにしたホーマー。軍人のウォリーが戦地で戦う間、りんご園の仕事を期間労働の人々と一緒に住み込みで働く。次第に、キャンディとの距離も近づき…

なんで「サイダーハウス・ルール」なのかというと、りんごを潰してサイダーも作ってるので、りんご園はサイダーハウスで、期間労働の人たちが合宿している部屋に貼ってあるルールがあるので、それ。でもそんなルールは、そこに住む人が決めるべき…と無視されてるの。

人工中絶、近親相姦、孤児、戦争、不倫、依存症など考えさせられるテーマなのに…

あれ?登場人物に魅力を感じられない…
やってることは正しいのかもしれないけど…

一度途中でやめた、サイダーハウスルールの音読も、最後まで読む機会が来るんだけど、ほんとただのルールで、笑った。
なんか、最初に読まなかった後半部分に素敵な内容が書かれてるのかなとか妄想したのに…

景色はとっても綺麗だった。
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