繰り返し服用するように見てしまうので、自分がこの映画を好きなことには宿命を感じる。最初はよく分からん映画だと思ったのに…。
どうやってラストに至ったか、グイド本人も分からないだろうけど、切実さを積もりに積もらせて、散々自虐に走った末に、意外と色んなことはどっちでも良いかも、なんて思えたら(思うしかないところまできてしまったら)踊っても良い気がする。
グイドが言うから、なるほど人生はお祭りなんだろうなと思ったけど、その後に夜道をゆく演奏隊の姿にも思うところが。結局はただ生きていくしかないような感じ。
こんなまとまりの無さは自分にとってかなり心地良いのだけど、他の皆さんはどうなんだろうか。