8 1/2のFedeのレビュー・感想・評価

もうすぐ公開されるウディ・アレンの新作の予習で初めてのフェリーニ作品。

2時間20分という長さと、難解だという評判に怯えてずっと観てなかったけど、想像以上に楽しめた。

まず劇中の音楽が聴いたことのあるものばかりで、すんなりと物語に入り込めた。
ダンスシーンでの男女の踊りが、『パルプ・フィクション』のあのシーンそっくりで、これが元ネタだったんだと知っでびっくりした😮
マルチェロ・マストロヤンニの見た目がかっこよすぎて、どんなシーンも締まりがあった。

今と変わらないラコステのポロシャツ着てるおじさんいるな〜みたいなところも面白かったし、有名すぎるラストシーンはやっぱり圧巻だった。
大団円直前の「人生はお祭りだ、一緒に過ごそう。言えるのはこれだけだ」のセリフはめちゃくちゃグッときたな〜。
また見返したい一本だった。