dah

8 1/2のdahのレビュー・感想・評価

8 1/2(1963年製作の映画)
3.5
芸術…なんでしょうね、きっと。
もちろん、映画はアートとして鑑賞するべきものなのでしょうし、たぶん自分が二十歳やそこらの尖っていた時代なら、「素晴らしい!」と息巻いていたのではないかと思います。
が、どうしたものでしょうか、人間歳をとるとどんどんと考え方がシンプルになっていくというか、小難しい思考回路は捨て去っていくもののような気がして…五十路に突入した自分には、刺さりませんでした。
どうやらフツーのオジサンの僕は、頭より心に響くモノのほうが好みなようです…。
さすが映像の魔術師フェリー二、現実と妄想が入り乱れた摩訶不思議な空間は、この時代にどうやって撮ったのかと思うほど凄かったです。
昔の自分なら「4.0」正直いって「3.0」で、間の「3.5」に…(汗)
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