変なやつしか出てこないコメディじゃん(笑)なんて思ってレビューを見ていたら、映画的な人物ってものに気づいてきた気がした。まず、観る側って勝手に解釈していくわけでそこを利用してクレショフ効果もあれば『…
>>続きを読む世の中往々にして外面がいいだけで中身クソクソの人間が幸福を謳歌しているものだがにしたってヴィクトル氏…。そもそも警察が凶器についているであろう指紋をもっと念入りに洗えばとか、いくら泥酔してたとは言え…
>>続きを読むこの監督特有の不安定でくぐもった映像の感覚が最高に良く、一気にフィクショナルなクライマックスに雪崩れ込むところも最高でめちゃくちゃに好きだった。
ヴィクトルがコメディアンととして登場するが、画面は…
冒頭、狭い路地を歩く女の背後に着いたカメラがフラフラと揺れる不穏な主観ショット(に見えるカット)。なぜこのような、前後から浮き上がっているショットが怪しいムードを作る必要があるのかについてはすぐに…
>>続きを読む舞台が港町ってだけあって画面がずっと豊か。雑貨屋に反射する水面の影、盗品の小屋、ペタンクに群がる住民、酒場、ヴィクトル家の窓から差す陽が綺麗。加えて一筋縄ではいかない人間ばかりが集まり、前半でちまち…
>>続きを読む立ったキャラをぶつけ合わせるためにコントみたいなシチュエーションを作って展開するところがとてもサービス精神あって楽しかった。サスペンスと恋愛とコメディの混ざってる感じもかなり好みだし、ヒッチコックっ…
>>続きを読む冒頭での港町の撮影、俺も岡山の港町で似たカメラワークでスマホカメラを回したので、「やっぱそう撮るよな!」と嬉しくなった。物語が動き出すまでがやや長く感じたのだけど、事件発生から一気に年月が7年経過し…
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