貴婦人修行

不思議なヴィクトル氏の貴婦人修行のレビュー・感想・評価

不思議なヴィクトル氏(1938年製作の映画)
3.8
「真犯人が冤罪で捕まった男を匿う」という話を全力でややこしくする視点の多さがおもろい。これなら固定を軸にするのは正解。7年経過してヴィクトルの躁病に似た癇癪が悪化してて余計な一言言わないか無駄にハラハラするし、靴屋の妻の視点が少ないと思ったら勝手に真犯人扱いされてるのもウケる。ギャグの塩梅が上品。