ゆっきー

不思議なヴィクトル氏のゆっきーのレビュー・感想・評価

不思議なヴィクトル氏(1938年製作の映画)
3.5
2013年のフィルメックスにて。

ヴィクトルさんが誤って感情的になって殺してしまった事件で冤罪で捕まった青年を罪悪感からかくまう話なのだが、プロットがすげー複雑で面白い。

複雑なプロットを持ちながら、いわゆる、よく言われる映画的な職業を全うするっていうアレでして、たとえば、事実をしった悪党は強請る、男は女を好きになる、ビッチは悪党と結婚する、悪がきは告げ口をする、といった風である。
それぞれの行動原理は全く持って単純ですらあるのだが、それが組み合わさると複雑なプロットになる。
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