紅蓮亭血飛沫

ドラゴンボールZの紅蓮亭血飛沫のネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴンボールZ(1989年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

ドラゴンボールZ劇場版第一作目、というのもありサイヤ人編辺りの時間軸でしょうか?
敵に捕らわれた悟飯を救出に行く悟空が、偶然利害が一致したピッコロと一時休戦でチームを組む、コンビネーションが本作の大きな見せ場と言えるでしょう。

今となっては悟空と共に戦うパートナー的存在と言えばベジータのイメージがありますから、作品スタート時の二大トップ、悟空とピッコロが手を組まざるを得ない展開は一周回って真新しさを感じます。
ラディッツ戦でも同様なのですが、お互いに戦い合う・命を奪い合うライバルであるのに、強敵を前に共闘せざるを得ない展開の魅力がしっかりと詰まっているコンビだな、と。

筋斗雲や如意棒を駆使したり、まだ作品スタート時期なのもあって戦闘スタイルが武道家としての肉弾戦がメインであったりと、少年時代悟空だからこそ出来たあれこれがまだ健在である描写が楽しいですね。
敢えて言うなれば、ガーリックJr.との最終戦が少し物足りなかったのが惜しいぐらいでしょうか。