佐分利に引き続き田中絹代も監督としての才能は軒並み高い。それもエンタメというより芸術映画の分野で貢献しているように思う。笠智衆はいつもの親父役だし脚本が小津だからそりゃそうなんだけどまんま小津すぎて…
>>続きを読むブルジョア兄妹が近親相姦まがいの関係へと至るっていう主題がフランス映画っぽいが、画面がめっちゃ小津。月夜のシーケンスがさいこー。ああ、やはりスタンダードサイズは並んだカップルを切り取るために存在して…
>>続きを読む小津がーとかなんとかまあ置いといて、安井昌二がお嬢様でおきゃんで独りよがりな北原三枝(ほんとにほぼエマ)に「(これから苦しくなっても)俺がかわいがってやる!」「(それでもとにかく)俺がかわいがってや…
>>続きを読む小津安二郎に脚本を提供してもらって田中絹代が監督した恋愛映画。
でも小津が脚本書いたせいか小津の劣化版みたいなクローズアップの演出が目立ち、しかも小津と違いそこでロングショット気味の場面との台詞の…
奈良に疎開後居着いた浅井家は父(笠智衆)、未亡人の長女千鶴(山根寿子)、未婚の次女綾子(杉葉子)、三女節子(北原三枝)、女中2人(田中絹代ら)と犬が一匹の家族構成
さらに千鶴の亡き夫の弟昌二(安井昌…
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