▪︎小津が撮る予定だったけど田中絹代に譲った作品(脚本は小津と斎藤良輔)、監督第二作目
▪︎オースティン『EMMA』みたいな話だけどコメディエンヌとしての北原三枝の魅力が爆発している!
▪︎田中絹代監督作だとこの後が『乳房よ永遠なれ』だけど、1955年という時代を考えれば十二分にオルタナティヴで自由な撮り方をしていたあっちに比べて、本作は割りと小津マナーで撮っている気がする(それにしてもこのクオリティーで同じ年に公開されてるんだよな……)
▪︎衣装のクレジットがない(美術に含まれている?)けど、北原三枝がノースリーブにサブリナパンツとか、洋装和装どちらも目に麗しい感じだった