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月は上りぬのsenatsuのレビュー・感想・評価

月は上りぬ(1955年製作の映画)
3.7
衣装が美しい。
確実にオードリーヘップバーンを意識している。まさかのこの方が石原裕次郎の奥さんだとは…。
今と考え方の違いにびっくりもしたけど、文化を学ぶ上でとてもいい作品だった。
この時代に女性映画監督がいることも驚きだけど、彼女の経歴を見ると単身アメリカに渡るなど、当時には珍しい。

大阪城が映るシーンで、今とは違って高いビルは何もなく見晴らしがよくて美しいなと思ったけど、
翌日、上司にこの話をすると、「空襲であの辺は全部焼かれて城だけは見逃してくれたんや。」と予想外の回答が…。勉強になりました。
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