TIFFで4Kリマスターバージョンを初見です。
脚本に小津安二郎が参加していることもあるけど、演出も小津チックです。ただ、こういう所は小津なら絶対にしないだろう、という所もあり、そこはやはり田中絹代…
冒頭で何度も挫けていたが、この度ようやく集中力を保って全編を見ることに成功した。
後半に向かうにつれて、男の自分勝手具合がエスカレートする様にドン引いた。
一場面だけ度肝を抜かれた美ショット(廊…
面白かった。前半はコメディチックで、後半はシリアス展開。『流れる』でもそうだけど田中絹代は女中役がハマってる。
1955年作品だけど70年代あたりの作品にみそうな青春ぽさや、はっきりしない男と女の…
衣装が美しい。
確実にオードリーヘップバーンを意識している。まさかのこの方が石原裕次郎の奥さんだとは…。
今と考え方の違いにびっくりもしたけど、文化を学ぶ上でとてもいい作品だった。
この時代に女性映…
4K版にて鑑賞。脚本は小津安二郎。出演は笠智衆、佐野周二と続くので、どうしても比べてしまう。しかし、主役は北原三枝と安井昌二(なぜか役名も同じ)。浅井家の表札に斜めににじり寄るカメラ移動で、あ、やは…
>>続きを読む小津が自身で監督しようとして手がけた脚本を田中絹代が監督。監督第二作らしい。
笠智衆が父親で、出戻りの長女、未婚の次女と末娘の結婚話。奈良に疎開してきてそのまま住んでいる、教養もお金もある一家のお話…
©日活