悲哀感もあるけど、心温まる老人と猫🐈のロードムービー。
妻に先立たれ一人暮らしの72歳のハリーは、アパートの取り壊しで強制的に立ち退くことになり、愛猫トントと旅に出る。
猫のために中古車🚙を買って
NY→シカゴ→アリゾナ→LAへ🐈🐈🐈
息子や娘の家に立ち寄るもしっくり来ないし、ずっとは居られない。
ハリーは子供の世話にならず自由でありたい。
だから旅を続ける。
大切な相棒トントがいればOK😺
ヒッチハイクの少女や昔の彼女など、さまざまな出会いのエピソードがこの作品に彩りを添えています。
大きな事件も起きないし、悲しいシーンも淡々と描いている。そこがいい。
お涙ちょうだいだと冷めちゃうし。
夕暮れの海辺で見知らぬ少女と砂の城をつくるエンディングは、しみじみとした哀愁を誘うシーンでした。
ビル・コンティのサウンドもピッタリ。
歳を取って一人になっても楽しい出会いはあるし、強く生きていけるのかもって思えた作品。
若い人は歳を経てから観ましょう😉
猫好きとしては、茶トラのトントにクギづけ。それだけで幸せ💓
偏屈で知的でおしゃれなハリーを演じるアート・カーニーさんがとてもよかった。
制作時は50代半ばというから驚き。80歳ぐらいかと思ってたので。
本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞👏
トントも動物界のオスカー賞といわれる賞を受賞したんだそうですニャ😻👏