たた

ハリーとトントのたたのレビュー・感想・評価

ハリーとトント(1974年製作の映画)
3.7
ハリーじいさんと空飛ぶ猫(飛ばない)

旅の先々で起こる出来事をことさら劇的に描くわけでもなく、ただ出会いさらりと別れていく人たちの描写がなんともほんわか魅力的。

こういう映画から何かを汲み取って語るような感性が僕にはないのでアレなんですが、
西日の浜辺で愛猫トントに似た子を追いかけるじいさんの何とも言えない笑顔にやられます。

うちの子は家猫で、外に出したら多分発狂するだろうけど、首輪を付けて散歩してみたいなあと思うことはあります。

※※※

映画そのものの感想とは違いますが…。
吹替版あるあるなんですけど、場面によっていきなり原語&字幕に切り替わることがあります。
これは、TV放送用の吹替音声をそのままソフトにも収録してるので、音声が存在しない部分つまり、テレビではカットされた場面なんですね。
へえ、ここカットしたんかい、なんて思いながら観ることになるのですが…
カット!しすぎだろう!
下手したら半分くらいカットしてないか。
初恋の女性との再会のくだりをまるごと切るとは、なんと大胆な。
久米明さんがハリーを演じてるとのことで楽しみにしてたのに、そりゃーないだろう。むちゃんこ消化不良。
たた

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