このレビューはネタバレを含みます
アズカバンの囚人が好きだから、前からずっと観たいと思っててやっと観れた。
まずキャストが凄く良かった。
監督の世界観に合ってたし、みんな魅力的で実力派の役者だから目が離せなかった。
そして映像と音楽が最高。緑色が印象的で、どのシーンも神秘的で美しく、主人公がエステラと絡むシーンはどれも官能的。
結局何を伝えたかったのかまだ自分にはよくわからないけど、お婆さんの呪いによって恋とか愛を信じられないエステラとか、美しい彼女に翻弄される主人公とか、たった一度の親切により主人公に一生かけて恩返しする囚人とか…考えさせられるものは沢山あった。
人生経験があまりない今より、大人になってもっと経験を積んでから観るとまた違うんだろうなと思った。これの原作を読んでみたい。
また観たい。