あーキュアロンか..どうしちゃったのキュアロンな作品。
彼の作風であるノスタルジーが悪目立ちしたとでもいうか。
翻弄されるイーサンは相変わらず適役だけど、田舎ボーイにしてはNYがしっくり来すぎるw
序盤はだいぶ期待できたんだけどな..子供時代の雰囲気やストーリーが良すぎたな。
現代のNYアートシーンの話に来ると一気に夢から覚めたような仕上がりに..
そのはずで、後からディケンズ現代版と知ったんだけどなるほど。知らずに観たけど、なんか..クラシックに現代版置き換えってすぐわかるよね。設定が歪になりがちなのよね。なんか現代でそんなことある??みたいな。
現代アメリカなのに謎の歴代の富豪という欧州設定も、そこからしてまず訳わからないわけで。
1番わからないのはローバート・デニーロの存在。フィンの人生のアイコン多すぎじゃない??
グィネスなの?デニーロなの?それともおばあさんなの?みたいな。
一方的な男のロマンス酔いみたいなストーリーもまたちょっと受け付けなかったな..