このレビューはネタバレを含みます
ディケンズの原作より100倍おもろいわ。貧しい主人公、アウトローなデニーロ、格差恋愛、映像美、サクセスストーリー、どんでん返しの要素が好き。
一番刺さったのは主人公の育ての親、ジョージおじさんのシーン。画家デビューした主人公を祝うため勝手に都会のパーティーにやってきたけど、田舎者だから浮いた行動をして主人公にキレられる。主人公はおじさんを恥ずかしく思う。なのに、おじさんはそんなん関係なしに心から主人公の成功を喜んで、嬉し泣きして早々に帰る。こんないいおじさんおる? このシーン観るたびに泣いてしまう。この物語では色んな人物の愛が描かれてるけど、どれも歪んでる。嘘偽りない真実の愛を見せたのはジョージおじさんだけやで。