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オネーギンの恋文のシネマラブのレビュー・感想・評価

オネーギンの恋文(1999年製作の映画)
3.2
男の愚かしさの物語。
逃した肴は大きかったというだけの話です。

初めて若い時にそれなりに感動しましたが、人生経験を経た今は白けてしまいました。
アホな男だな、と思っただけ笑
いつまでも過去を引きずる男と現実的な女。いつの時代もこのテーマの作品は尽きませんね。
今回は全く泣けませんでした。
私なら、こんかダメンズ、さっさと切り捨てますね。

レイフファイアンズはいいのですが、
リヴタイラーがミスキャストでした。レイフが西洋史にしては背が低いのもあるかもしれませんが、なんだかゴツすぎるので、可憐な少女の雰囲気もないし、クラシック衣装が似合っていない。
今で言えば、ナタリーポートマン、キーラナイトレイ、フェリシティジョーンズ
みたいな華奢で少女も色っぽい大人も演じられる女優さんの方が良かった。

それにしても、レイフはなんてこんな役が似合うのだろう。苦悩する男を演じたらピカイチ。

ロシア文学だから、やはりロシア語が良いとも思いましたよ。
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