僕のほうが先に好きだったのに
祭の日、ノートルダムの聖堂下広場にて町人を賑わせる芸人たち。堅物のフロロ師は「やめろやめろ！」な感じで煙たがられているが、一際美しいエスメラルダが気になる。う〜ん師が気にしてるっぽいし持って帰るか！と追い立てるのはカジモドだが例によって捕縛。そうこうしてる内にエスメラルダを軽薄な男に取られたフロロが取る行動は…みたいな。
かなりマイルドなカジモドで常人に毛が生えたようなビジュアルのため、これをめちゃ醜いみたいにされると首を傾げます。というか全体的にキャラ解釈が独特（原作？）で、友であるはずの鐘を八つ当たりでぶん殴るカジモド、かなりクズ目のエスメラルダなどが見れる、面白い。
ヤギがやたらと目立つのでヤギファンは嬉しいです。著者の述懐を露骨に盛り込むとこはちょっと寒かったものの、オチはハッピーエンドでよかったですね。
個人的に気に入ったのは、一秒で拷問に音を上げペラペラ関係者のあることないこと喚くエスメラルダ、首縄で引きずられる死体のえっちさです。
