当時の売りは、CG,ワイヤー,スタント無しの体当たりアクション。
むかしのジャッキー映画のような町中での追いかけっこの中でこなす
びっくりスタントシーンには、当時度肝を抜かれた。
アングラ格闘技場の3番勝負とか、
タイ名物トゥクトゥクのカーチェイスなどのサービス精神もあって、
当時はタイ随一の映画だったように思う。
今の最先端アクション映画たちのキレやスピードに比べると
どうしても見劣りしてしまうものの、
やっぱりスタントマンを使わない、生身のアクションならではの迫力
という素晴らしさを実感できる良作。