原作既読。4人の男女によるラブストーリーであるとともに、プラハの春と呼ばれる時代のチェコの雰囲気、急激な民主化をおそれるあまりのソ連による鎮圧が描かれており、現在のウクライナ情勢とも重なるものがある…
>>続きを読む1968年に起こったプラハの春を題材にしたミラン・クンデラの恋愛小説が原作。
原作ではレナ・オリン演じるザビーナが
最後に「あの2人にとって、自分の存在がどんなに軽いのものなのか…」と思うとこ…
このレビューはネタバレを含みます
かなり好き~ 政治的な高潔さを貫いた結果あのようなことになってしまうけれど最後は本当に穏やかそうで、こういう『腐った世界で自分はどう腐らずに生きていけるか』という指針を示してくれるフィクションは少な…
>>続きを読むジャズ喫茶のママに勧められて。
カラックスではなく、ママはこの作品でビノシュを知ったらしい。
かわいい。ビノシュのために見たに等しい。
ダンスシーンもそうだし、トマシュの手を握って離さなかったりとか…
上映時間が無駄に長過ぎる気もするけど、ちょっとこの監督ならではの奇妙なセンスを感じる文芸ドラマ。名優ダニエル・デイ=ルイスが全編フィーチャーしている。この俳優はやはり本物だ。
有名な原作小説と比較…
一回限りの人生に、重さや軽さをつけられるのか。愛とは心の結びつきなのか、身体への執着なのか。愛や実存や政治など重層的な原作を肯定的な意味で平面的にアダプトしているし、ヤナーチェクの音楽が映画にいい味…
>>続きを読むこれ初めて観た時は俺のママゴト恋愛がひっくり返るべくしてひっくり返りひっくり返ったカメみたいにもがもがしてる最中だった。んだけどソ連からの厳しいチェコ弾圧の最中に展開するこの哲学的恋愛劇が辿り着く夢…
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