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存在の耐えられない軽さのcamusonのレビュー・感想・評価

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)
3.2
チェコのプラハの春を背景にしているのですが、
アメリカ資本で、監督はアメリカ人で、
役者は主に西欧・北欧人で、会話はすべて英語で、
地域に根ざしたリアリティなどは、ほとんど期待できないです。
性愛がテーマなので、そこは気にしないとして、
出てくる女性は、みな魅力的なのですが、
欲望にストレートすぎて萎えてしまいます。
向こうの人は萎えないんでしょうかね。
萎えがなければ、萌えも育ちませんね。

3時間弱と長いのですが、それほど苦にならず見れてしまうので、
悪い映画ではないと思うのですが、
かと言って、心に大きく響くものがあるわけでもなく、
主人公の男が、最初は、目が逝っちゃってる感じで気持ち悪かったのですが、
終盤それなりにいい人風になって良かったなぁ的な。

ヒロインの腋は東欧を意識した役作りだったのでしょうか。気になります。
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