陽気な巴里っ子の作品情報・感想・評価

陽気な巴里っ子1926年製作の映画)

So This Is Paris

製作国:

上映時間:80分

3.8

『陽気な巴里っ子』に投稿された感想・評価

ちょっと凄すぎる。ルビッチで毎回凄い凄い言ってるな。
【嘘つきが集まるといつも天気が良くなる】
なんて素敵な格言。嘘に嘘が重ねられて、もう全部がOKになっていくカオス。最後の教訓もふざけすぎてるし、…

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菩薩
4.3

道一本隔てて済む夫婦のスワッピング未遂もの。脚本の上手さが何よりではあるが視覚的にも非常に面白い。スピード違反を咎められた医師が警官に対し悪態をつくがあまりに止まらぬからと警官がメモを取り出す→もう…

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アノ
3.8
今更見た。
アンドレ・ベランジェの誤解が溶けぬまま終わるので腹がよじれる。
でたらめなこじつけで仲が修復した夫婦の朝のやり取りが空虚ながら幸福で唸る。やはり巧い…。
二組のカップルが、お互いの相手を口説く、不道徳な設定のコメディ。ルビッチュてきな毒と解釈。
ルビッチの元鞘に収まる系上手すぎてあんま笑えないのでこのくらいで。
ダドリー・マーフィとかより全然早い多重露光ダンス!
3.5

ルビッチ監督、フランスの舞台を原作としたWB製作のサイレント映画。

お向かい高級マンションに住む、二組の夫婦が窓から見えた裸体をきっかけに、嘘を重ねていくラブコメ。応用篇が始まる前、基本形の修作と…

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4.0

20年代パリ、向かい同士のアパートに住む二組の夫婦の窓越しスワップ。窓とアパートの往復を使った不倫の交錯を丁寧にやる序盤は笑えるけどやや単調か。クライマックスのダンスホールは巨大な脚がそびえ立ち、男…

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3.8

スワップモノ×アンジャッシュ的なやつ(これで通じるの私の前後10歳くらいの人たちな感じもする)

踊りのシーンの過剰さがすごいんだけど、まあそれは別として基本的に移動と視線と身振りで全部示してくれる…

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20年代ってどこもかしこもこんなだったのか。時代風刺と喜劇が最高レベルで融合している。リリアン・タッシュマンのウインクにずきゅん。
柳下美恵のピアノ伴奏付き。
好景気に湧いていたパリのダンスホールの喧騒ぶりはバブル時代の日本を思い出した。

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