真っ黒こげ太郎

スパイダーマンの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

スパイダーマン(2002年製作の映画)
5.0
フィルマークスの特に親愛でもない隣人!

シリーズ物を追おうとすると途端に面倒くさくなってしまい、レビューを一か月近くサボってた男!

サボり癖の世界チャンピオン!

今更「ノー・ウェイ・ホーム」を見る為に復習しようと意気込む男!

2月に新しい仕事場行けるようになったけど、一か月ぐらい休職期間を取れば良かったと後悔する男!



真っ黒こげタロッ!!!!
(それ違うwww)




内気ないじめられっ子のピーター・パーカーは、課外授業先の研究所で遺伝子組み換えで作られたスーパースパイダーに噛まれてしまう。
翌日、ピーターの身体に異変が起き、とんでもないスーパーパワーを得ていた!!!

一方、親友ハリーの父親でオズコープ社の科学者であるノーマン・オズボーンはある新薬の研究を急ぎ、自身の身体で人体実験する。
だが、薬の副作用で邪悪な感情が芽生えてしまい…。



マーベル・コミックのスーパーヒーローを実写化した、スーパーヒーロー映画。
MCUの最新作、「ノー・ウェイ・ホーム」に向けて鑑賞。

もうサボりすぎですよね、すんません。
これからは頑張って更新致しますので、宜しくお願いします。

さて、このライミ監督版「スパイダーマン」シリーズは映画を本腰入れる前から見ていたので、思い入れがありまして。
正直見たのはだいぶ前なのでうろ覚えな所もありますが、3作目を今は亡きおじいちゃんと一緒に見に行った今でも忘れられない思い出です。
(おじいちゃん、ずっと寝てたけどね!!!w)

そんな思い入れ満載!な一作、そういった思い入れ抜きにしても、凄く良く出来てて面白い一作ですね。
しかし、ホラー映画の世界を経由してから見ると、あの「死霊のはらわた」シリーズの監督が今作を得てメジャー監督に上り詰めたと考えると感慨深いですね。
(まぁその前に「キャプテン・スーパーマーケット」や「ダークマン」を手掛けたりしてましたが。)


改めて見返してみると、新たな発見も盛り沢山。

●グリーン・ゴブリン役のウィレム・デフォーさん、素顔の時点で邪悪すぎる。マスク要らんやんw
(吹き替え声優も山路和弘さんだしw)

●MJ役の人、シワ深すぎでは…。
しかも他の男にアッサリと傾きすぎでは…。
(当時嫌われたのも無理もない)

●ハリー、良い親友かと思ったらNTRな展開って…。

●コスチューム、どうやって仕入れたのかな?
(もしかして手作り?w)

●地下レスリングのシーンでブルース・キャンベルさんが司会役で出てた!w

●小規模だけど火薬があちこち爆発してたりセットを壊したりしてる辺り、今のMCU作品よりはCGに頼りすぎてないな。w

●やっぱ近年のライトなアメコミ映画に比べると正統派ヒーロー誕生秘話でシリアスだなぁ!
(寧ろ近年のスパイダーマン映画が原作にノリが近いらしいので、こっちから知った自分の方が今では珍しいのかな。w)



とまぁそんな感じで改めて見ると新たな発見が多く見つかり、懐かしいながらも新鮮に見れましたね。
(どうでもいい所ばかり発見してる様な…w)

お話に関しては今更語るまでもない、ヒーローの誕生ドラマにしてヒーローの苦悩と決断と成長をオードソックスながら丁寧に描いた、ヒーロー物のお手本ながら良く出来た一作。

全体的にはドラマを重視した内容ではあるのだが、その分能力を得た少年がヒーローになってゆく様をしっかり描いている。
アクションシーンの盛り上げ方も上手く、中盤のアクションから徐々に盛り上げて行ってクライマックスの展開は最高潮に盛り上がる。
ラストのカッコいい決断も最高でした。


という事でアッサリ気味に描きましたが、今更長々と語るまでもないヒーロー映画の金字塔にして傑作でした。
多くの傑作ヒーロー映画が生まれた今見ても色褪せない名作ですな。

さて、どうにか「ノー・ウェイ・ホーム」の劇場に間に合いたいので、この調子で次々見ていきましょう!!!
(そもそも一か月もサボるなよ)
どうにか間に合わせようと思ってるので、何卒よろしくお願いします。


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