このレビューはネタバレを含みます
さあ!21世紀のアメコミ映画は「X-メン」と「スパイダーマン」から始まった!
それまでの、ティム・バートンが始めたバットマンシリーズなんかも少しずつ現代的なコスチュームになってたけど、
やっぱりコスチュームデザインのスタイリッシュなアレンジが印象的なのはこの2作からかなというイメージが
まあそれはいいんだが、ちょっとトビー・マグワイアのピーター・パーカーはちょっと過剰なくらいサエないよね。
スーツを着た時の軽妙な口調が、まあ二面性という演出なのかもしれないけど、ちょっと普段と違いすぎて違和感があった。ちょっとだけだけど。
というのも、特にこの第1作は「現実世界」が「スパイダーマンの世界」に変わる瞬間を描いてるわけだから、
そういう心理の変化は慎重に描いてほしかったかなというのがあります。
そこへいくと、ウェブを機械じゃなくスーパースパイダー由来にしたのはよいですね。
あんまりピーターを元からスゲえ人にすると現実感薄れてしまいますからね。
グリーン・ゴブリンを二重人格にしたのはデザインありきかな?ちょっと凶暴になったくらいであの顔は被らないもんな
あとまあMJがあんま可愛くないとか、他にも突っ込みどころはありますが、
ストーリーも面白いし矛盾も少ない、アメコミ実写化の1作目としては申し分ない作品だと思います!