タカヤマ

激動の昭和史 沖縄決戦のタカヤマのレビュー・感想・評価

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)
4.1
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄だと思います。
オールスターで、特撮も派手な、大バジェットの反戦映画。その衝撃的な事実は語り継がれるべきだし、役者たちも熱演だけど、どうにも没入出来ない。これは多分、物語があまりにも早い展開で進んでいってしまうからだと思う。なんか語りたいことや伝えたいエピソードを詰め込むだけ詰め込んでギュッとして、それでも長くなっちゃった、という感じ。なんか全体として散漫で、雑な作りの映画に感じられてしまったのだけど、ラストに行くにつれて、それが狙いだったのがわかった気がする。秩序などない、ただただ地獄絵図が続くのが沖縄戦だったことを、映画の文脈自体で教えてくれたような気がする。そして、100人近い人々による100以上のエピソードは、今のガザやウクライナにも通じ、僕らは決して忘れてはいけないのだと思う。
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