笹川パンダ

ブリティッシュ・サウンズの笹川パンダのレビュー・感想・評価

ブリティッシュ・サウンズ(1969年製作の映画)
3.8
冒頭の長回しが途中まで衝撃的に退屈であるのに、途中字幕が表示されてから無関係の音声が被さって良い。
前半は本当にただマルクスの著書のようなセリフが労働者に被っているだけ。部分的に監督が違うのかな?
階段のシーンに女性が裸で歩き出す時から、共産主義と男女の関わりが意味的に被される。更に音声も男性と女性の声が被さり、画面内の音も被ることで、分断と再構築が為される。
性器を隠せって台詞の時に、隠されてない?って思っちゃった。
マルクスの下りになるとつまらなくなるね。

ビートルズのふざけた替え歌を気取った人物たちが真面目に考えてるのが草。

資本主義やめた方がいいよね、誰か新しい何か生み出しておくれ。人任せ。
笹川パンダ

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