初鑑賞は97年の東京国際ファンタスティック映画祭。後に渋谷シネマライズにて一般公開されて大ヒット。日本におけるインド映画の第一次ブームのきっかけとなったタミル語映画。
最近「RRR」がやたらもてはやされているようだが、自分からすると「ムトゥ」の方が数倍面白いので、こちらで感想を書いておきたくなった次第。
ケレン味あるアクション、ギャグ、艶やかなダンスシーン、楽曲の豊富さ。
楽しい物は何でも詰め込む。往時の香港映画にあった猥雑ながらエネルギッシュさに溢れた映画に圧倒されたものです。
この頃のインド映画に比べて最近のインド映画はやはり洗練されてきていているものの、荒削りなパッションは失われてきているのかな？と思ってしまう。
何より楽曲が少ないよね。私は俄然「RRR」より「ムトゥ踊るマハラジャ」派です
