このレビューはネタバレを含みます
新年明けた直後とかに、本作や酔拳などを放映していた枠があったような記憶が…なので密かに「めでたい新春映画」のイメージ。
しかし、メインテーマこんな教訓めいた歌詞だったとは…
ムトゥは駆けるよ
手離し馬車で
極彩色でまっことよろしい
回想で急に出てきた義兄が、目を見張るほどの鬼畜さであった。浮気中に片手間に妻を殺害するだなんて、スペシャルとんでもねぇな!
相引きの手紙があっちゃこっちゃ飛んでくの、新喜劇を思わせる。揃ったところで皆また、踊ろうぞ…って大奥様がストレートに言うんかーい。
「学もないのに賢い人」
「愛の神に税を納めようベッドの上で」
字幕を二度見、三度見の歌詞。
愉快にダンス三昧であったが、ムトゥの出生を巡って殺伐とする後半。ああ旦那様、生きててよかった!
大団円とはこのことか
エンドロールでも群舞を期待しておった